短編の恐い話まとめ、人間の実話系ホラーストーリー

ある男性が外で散歩をしていた時の話。
遠くの方から突然「キャー!」という女性の悲鳴が聞こました。
驚いて駆けつけると、道路で女性が座りこんでいました。
その女性の目の前には、縦2m・横2m・暑さ50cm程の鉄板らしき物が落ちていたのです。
その女性はショックが大きく話をすることができない状態だったのですが、そこへ、作業服を着た人が来て事件の詳細を話してくれました。
どうやらビルの上で工事をしている時に鉄板を下に落下させてしまったそう。
幸い怪我人は出なく、女性は驚いて腰が抜けてしまっただけだったそうです。
それにしても赤いタイルの上に真っ黒の巨大な鉄板が落ちていてる光景は不気味で、ゾッとしました。
その後、その場を去ったのですが少し気になり、もう一度様子を見に行きました。
その鉄板らしき物はまだ残っていました。とても重いのでどけるのに時間がかかるようです。
さっき見た女性もいたので、声をかけてみました。
「先ほどは驚かれたことでしょうね」
女性は「驚きました。悲鳴を聞いたときは本当にビックリしました」と話してくれました。




2/h3> あるおじいちゃんが、まだ子どもだった頃の話。  当時は子どもといえど、地域において「役割」があったようだ。  年長者が年少者をまとめ、その年長者が大人とやり取りをして「役割」を果たす。  いまでも私の地区の子供会はかなり自治会と密接で、いろんな行事があるが、昔は更に多かった。  その子どもたちの「役割」のひとつに。  「さんまいさん」の火の番があった。  「さんまいさん」とは、このあたりの方言で「墓地」のことを指す。  当時、村には火葬場が無く、遺体は村の「さんまいさん」で自治会員によって焼いていたのだそうだ。  火葬場のような高温が出せるわけではないので、遺体を木々で覆い、骨になるまでひたすら焼き続ける。  子どもたちは、その間、長い竹を持たされて「さんまいさん」で待機だ。  なんのためか。  それは、延焼を防ぐため。  遺体を墓地の空き地で燃やし続けるため、枯れ草を伝って火が地面を伸びていくのだ。  それを防ぐため、竹の棒で地面を叩いて火を消す。  そしてもう一つ。 「仏さんが、立ち上がるんや」  おじいちゃんは、にやりと笑ってそう私に教えてくれた。  焼いている最中に、足裏を地面につけて直立不動の姿勢のまま、本当に遺体が立ち上がるのだそうだ。  理由は知らない。  ただ、結構な頻度で、炎に包まれた遺体が立ち上がるという。  その遺体を。  子どもたちは、竹の棒で叩いて寝かせるのだという。 「最初見た時は、ほんま、びっくりするで」  おじいちゃんは、かんらかんら、と笑いながら教えてくれた。  私は夜の墓地の漆黒の闇の中、炎を纏った遺体が立ち上がるそのさまを想像して、ぞっとする。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 3

おい、まだかよ?」
俺は、女房の背中に向かって言った。
どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。
「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」
確かに女房の言うとおりだが、せっかちは俺の性分だから仕方がない。
今年もあとわずか。世間は慌しさに包まれていた。
俺は背広のポケットからタバコを取り出し、火をつけた。
「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」
「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ」
俺は傍らで横になっている息子を眺めて言った。
「お待たせ。いいわよ。あら?」 「ん、どうした?」
「あなた、ここ、ここ」女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。
「あっ、忘れてた」
「あなたったら、せっかちな上にそそっかしいんだから。こっち向いて」
「あなた愛してるわ」女房は俺の首周りを整えながら、独り言のように言った。
「何だよ、いきなり」
「いいじゃない、夫婦なんだから」
女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。
「そうか俺も愛してるよ」こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。
少し気恥ずかしかったが、気分は悪くない。俺は、女房の手を握った。
「じゃ、行くか」「ええ」

俺は、足下の台を蹴った。

夫婦と子どもの3人で首吊りの心中をしたのだ。





「サリーちゃんの館」。
そこは、幽霊の声が聞こえるお屋敷。
テープレコーダーを持参して録音スタート。
「お邪魔します」
「きれいな家ですね」
「トイレ借ります」
「お邪魔しました」
テープを再生すると..
「お邪魔します」「どうぞ」
「きれいな家ですね」「そうですか」
「トイレ借ります」「どうぞ」
「お邪魔しました」「ちょっと待て!」
びびりまっくて、家に帰ると母親が「変な電話あったわよ。必ず連れ戻すって」

友達と二人で話してたら、 久しぶりに心霊写真を撮ってみたいと誰かが言い出したので、 近くの山道に惨殺事件があってからも 未だに取り壊されず残されてた民家があるので夜中に行ってみた。
玄関から居間、風呂場とトイレ、キッチンに父親の書斎、階段から二階へ行き、 子供部屋からベランダを通り親の寝室、階段を降りて一階へ。
最後に家をバックに一人ずつ。片っ端から写真撮って帰った。
んで今日。出来上がった写真を見て俺達は驚いた。
何も写ってないのだ。
もちろん俺達は普通に写ってる。
霊的な物が何も写ってなかったのだ。
「・・おかしくね?」
「もう成仏しちゃったとか、じゃねぇかな?」
「やっぱそうなのかな。じゃあ、あそこ行ってももう心霊写真撮れないって事か。無駄だったなぁ」
「そうでもないよ。行く途中に結構周りから孤立してる民家、一軒あるから。次はそこ行こうぜ」
「おぉ!マジで?そこも廃墟?」
「んな訳ねぇじゃん。普通に人住んでたよ。今日の夜行こうぜ」
「おっけ、分かった。今の内に適当に準備しとくわ」 楽しみだ。
かなり久しぶりだから何かワクワクする

実行犯はこの2人だった。

「霊柩車」
Kさんという若い女性が、両親そしておばあちゃんと一緒に住んでいました。

気立ての良かったおばあちゃんは、数年前寝たきりになってから、急に偏屈になりそれが元で家族からも愛想を尽かされていました。
今は介護も食事も雑になり、そのせいで身体が一気に弱り、最後には立ち上がる事もできず、口すらもきけず、ただ布団の中で息をしているだけというような状態になっています。

そんなある日Kさんが2階の部屋で寝ていると、深夜に何回もクラクションの音が響きました。

Kさんが腹を立ててカーテンをめくって外を見ると、家の前に止まっていたのは大きな一台の霊柩車でした。

エンジンをかけている様子もなく、ひっそりとしています。
そしてKさんが見た途端クラクションは止まり、そのまま朝を迎えました。

ところが朝になってKさんは、両親に昨日のクラクションの話をすると、二人は知らないといいます。
あれだけの音に気づかないわけはありませんし、両親がそんな嘘をつく理由もないように思われました。

Kさんは、あれはもしかしておばあちゃんを迎えに来たのではないかと夢想するようになりました。おばあちゃんは相変わらず「元気」なままでしたが。

それから毎夜、霊柩車はクラクションの音と共にやって来ました。

不眠も続き、不気味さでノイローゼ気味になった7日目のことです。
両親がある用事で親戚の家に出かけなくてはならなくなりました。本当はKさんも行くのが望ましかったのですが、おばあちゃんがいるので誰かが必ずそばにいなくてはなりません。

両親が出かけてしまうと、Kさんは霊柩車の件もあり、おばあちゃんの部屋には不気味で近寄りもせず、食べさせなくてはいけない昼食もそのままにして放っておきました。

ところが、両親は約束の時間になっても帰って来る気配がありません。

両親が帰ってこないまま夜中になり、その日もクラクションは鳴りはじめました。
Kさんがいつもの通りに2階の窓から外を見下ろすと、いつもはひっそりとしていた車から、何人もの黒い服を着た人達が下りてきて、門を開けて入ってくるではありませんか。

そのうちに階下でチャイムの鳴る音が聞こえました。
出ないままでいるとチャイムは軽いノックの音になり、しまいにはもの凄い勢いでドアが「ドンドンドンドンドンドン!」と叩かれ始めました。

パニックで叫びだしそうになった、その時、電話がけたたましく鳴ったのです。

Kさんは両親からの連絡であることを祈って受話器を取りました。

「もしもし!もしもし!もしもし!」

「○○さんのお宅ですか」

意外なことに、やわらかい男の人の声でした。

「こちら警察です。実は落ち着いて聞いていただきたいんですが、先ほどご両親が交通事故で亡くなられたんです。あのう、娘さんですよね?もしもし、もしもし・・・」

Kさんは呆然と立ちすくみました。不思議なことにさっきまでやかましく叩かれていたドアは、何事もなかったかのようにひっそりと静まり返っています。

Kさんは考えました。もしかしてあの霊柩車は両親を乗せに来たのでしょうか?おばあちゃんを連れに来たのでなく?
そういえば、おばあちゃんはどうなったのだろう?
その時後ろから肩を叩かれ、Kさんが振り返ると、動けない筈のおばあちゃんが立っていて、Kさんに向かって笑いながらこう言いました。

「お前も乗るんだよ」




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